「神戸ルミナリエ2018」の開催まであと1ヶ月あまりとなりました。神戸でもクリスマスツリーやクリスマスイルミネーションが見られるようになりました。
神戸でクリスマスイルミネーションといえば「神戸ルミナリエ」を思い浮かべる方も多いと思います。本来、神戸ルミナリエの開催趣旨は「クリスマスイルミネーション」ではなかったのですが、阪神淡路大震災20周年を機に、開催趣旨が変更されたようです。
とにかく、今年もクリスマスがやってきます。11月4日現在、旧居留地の仲町通りのルミナリエがほぼ完成しているようです。今年のルミナリエはトンネルになっています。
仲町通りのルミナリエに天井と壁が登場したのは2015年。以降、角張った直線的なデザインでしたが、今年は天井部分が丸みを帯びたアーチ状の新しいデザインになっています。
また、今年は兵庫県政150周年記念の年ということで、電球の数を昨年より11万個増やした約51万個を使用し、より明るく、煌びやかなイルミネーションになります。2016年までの電球の使用数は約30万個、昨年は、神戸開港150周年ということで10万個増えて約40万個でした。
仲町通りのルミナリエは、2015年、経費節減のため設置距離が短くなりましたが、2017年は神戸開港150周年記念にあわせて、従来の長さに戻されました。
今年も引き続き昨年と同じ270mの区間に設置されています。
東遊園地では、まだ工事が進んでいませんが、芝生広場には、「兵庫五国」をイメージした4本の塔と光の聖堂「カッサ・アルモニカ」を設置。また、東遊園地の南にある噴水広場には、音楽に合わせて光が点滅する円形状の「スパッリエーラ」を設置する予定になっています。
神戸ルミナリエ2018
日程:2018年12月7日(金)~12月16日(日)
場所:神戸旧居留地及び東遊園地 兵庫県神戸市中央区
イベントの詳細は「神戸ルミナリエ2018」をご覧ください。
神戸ルミナリエ2018
仲町通りの浪花町筋交差点のフロントーネ
神戸ルミナリエ2018
仲町通りの浪花町筋交差点と京町筋交差点の間のフロントーネとガレリアコペルタは天井部分が丸みを帯びたデザインになっています。
神戸ルミナリエ2018
仲町通りの浪花町筋交差点と京町筋交差点までガレリアコペルタが続きます。
神戸ルミナリエ2018
仲町通りの京町筋交差点から東遊園地までは従来通りのガレリアを設置しています。こちらも丸みを帯びたデザインになっています。
最後の写真には、ワイヤーがたくさん写っていますが、2015年のルミナリエ作品の倒壊事故後、ルミナリエを支えるワイヤーの設置方法と設置数が大幅に変更されています。
阪神・淡路大震災20周年の年に開催された、2015年のルミナリエは、何かと話題の多い開催になりました。
「会期を2日短縮」、「すべての電球をLEDに変更」、「踊る!KOBE光のファウンテンの初開催」、「クラウドファンディングによる寄付プロジェクトの実施」、「ルミナリエの基本コンセプトを観光目的へ変更」、「ルミナリエ作品の倒壊事故」など・・・・。
2018年のルミナリエの詳細は「神戸ルミナリエ2018」をご覧ください。