神戸ルミナリエ2018の試験点灯

「神戸ルミナリエ2018」の試験点灯が12月3日、会場となる神戸市中央区の旧外国人居留地と東遊園地で行われました。

神戸ルミナリエ2018の試験点灯
神戸ルミナリエ2018の試験点灯

今年のテーマは「共に創ろう、新しい幸せの光を」(Luci di felicita)

今年は兵庫県政150周年を記念して、電球の数を昨年より11万個増やした約51万個を使用し、旧外国人居留地の仲町通りに設置される作品の総延長は昨年と同じ約270m。

東遊園地の芝生広場には、「兵庫五国」をイメージした4本の塔と光の聖堂「カッサ・アルモニカ」を設置。

さらに、東遊園地の南にある噴水広場には、音楽に合わせて光が点滅する円形状の「スパッリエーラ」を設置しています。

神戸ルミナリエ2018の開催日程

日程:2018年12月7日(金)~12月16日(日)
期間:10日間
時間:
・月~木曜日 18:00頃~21:30
・金曜日 18:00頃 ~ 22:00
・土曜日 17:00頃 ~ 22:00
・日曜日 17:00頃 ~ 21:30
※点灯時間は混雑状況や天候により変わります。
場所:兵庫県神戸市中央区 旧外国人居留地及び東遊園地

イベントの詳細 は「神戸ルミナリエ」をご覧ください。

神戸ルミナリエ2018の試験点灯の写真・画像

今年の試験点灯には、神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」が会場に来ていました。ドローンを飛ばして空撮が行われていたようです。

神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」
神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」が試験点灯の30分ほど前に、シティーループバスのバス停「旧居留地(市立博物館)」にとまりました。

神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」
神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」と点灯前の神戸ルミナリエ。試験点灯の30分前には、報道カメラマンと見物に来た人がたくさん集まってきます。

神戸ルミナリエ2018の試験点灯
神戸ルミナリエ2018の試験点灯

神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」
神戸ルミナリエが点灯すると、神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」が、旧居留地のフロントーネからガレリアの下を走りだしました。上空には空撮用のドローンが飛行していました。

神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」
旧居留地のフロントーネからガレリアの下を走る神戸市交通局のボンネットバス「こべっこII世号」

神戸ルミナリエ2018の試験点灯
神戸ルミナリエ2018の試験点灯。旧居留地のフロントーネ~ガレリアコペルタ~ガレリア。

神戸ルミナリエ2018の試験点灯
神戸ルミナリエ2018の試験点灯。東遊園地の「スパッリエーラ」と光の聖堂「カッサ・アルモニカ」

兵庫県政150周年記念作品
神戸ルミナリエ2018の試験点灯。兵庫県政150周年記念作品。

2019年ラグビーワールドカップ開催記念作品
神戸ルミナリエ2018の試験点灯。2019年ラグビーワールドカップ開催記念作品。

神戸新聞 Twitter
神戸ルミナリエ試験点灯 7日開幕、史上最多LED51万個

ルミナリエのフリッカー現象

毎年、ルミナリエには数回訪れますが、今回の撮影ではじめて「フリッカー現象」が発生しました。

神戸ルミナリエ2018の試験点灯
神戸ルミナリエ2018の試験点灯
フリッカー現象によって、ルミナリエの一部が暗くなっています。

実は、今年の撮影では、カメラを買い換えて高感度性能がアップしたので、例年より高感度でシャッター速度を早く設定したのが失敗の原因でした。

昨年までは、2009年に購入したカメラでISO 200~400で撮影していたのですが、今年はISO 800、シャッター速度 1/200前後で撮影しました。

ルミナリエの試験点灯は、点灯時間が短いので、撮影した画像をその場で確認せず、次々と移動しながら撮影していたのですが、東遊園地で次の点灯を待つ間に撮影した画像を確認すると、暗い部分があることに気がつきました。

時すでに遅し!! 旧居留地の試験点灯は終わっていました。

東遊園地では、ISO 200に設定し直して、シャッター速度は1/60前後で撮影。このぐらいのシャッター速度ならフリッカー現象は出にくくなると思います。

また、最近のカメラは手ブレ補正も強力になってきていますので、200mmから400mm程度の望遠レンズを使っても、1/60程度のシャッター速度では、手ブレしにくくなっています。

ただ、今回は「こべっこII世号」と見物に集まった人たちを撮影したかったのですが、1/60のシャッター速度では被写体ブレが起こります。1/200でも必ずフリッカーが発生するわけではありませんので、速いシャッター速度を設定する場合には、同じカットを何枚も撮影しておくといいかもしれません。

近年、クリスマスイルミネーションも電球からLEDへ変わりました。昔の電球と違って、LEDや蛍光灯にはフリッカー現象が起こります。撮影の際には、被写体とカメラの設定には気をつけなければと、いい教訓になりました。

しかし、それを逆手にとれば、ルミナリエのトンネルが波打っているようなおもしろい写真が撮れるかもしれません。そのためには、設定を少しずつ変えながら何枚も撮影しなければなりませんが、ルミナリエがはじまって、混雑した会場では、難しい撮影になるかもしれません。

とにかく、ルミナリエのフリッカーに気がついたのが、本番前の試験点灯でよかったです・・・。

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