六甲ガーデンテラスは、六甲山上にある観光施設で、園内各所にある展望台から絶景を眺めながら、食事や買い物が楽しめます。六甲ガーデンテラスから眺める夜景は「1000万ドルの夜景」と呼ばれ、六甲山の三大夜景スポットの一つに数えられています。
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六甲ガーデンテラスは、六甲山上にある観光施設で、園内各所にある展望台から絶景を眺めながら、食事や買い物が楽しめます。
六甲ガーデンテラスの園内には、複数の展望台、レストラン、カフェ、雑貨ショップ、アクセサリーショップ、お土産物店などの商業施設が建ち並んでいます。
レストランやカフェは、店内から絶景を眺めることができ、カフェやランチなど気軽に立ち寄れるメニューから、本格的なディナーコースまで用意されています。
見晴らしのデッキには、「フードテラス」があり、うどん、ラーメン、スナックなどの軽食メニューが揃い、登山やハイキングで小腹が空いた時にぴったりのフードコートです。
また、六甲ガーデンテラスの近くには「六甲山カンツリーハウス」、「六甲山スノーパーク」、「六甲高山植物園」、「六甲オルゴールミュージアム」、「神戸ゴルフ倶楽部」などのレジャー施設も充実しています。
六甲ガーデンテラスは、標高890mにあり、「見晴らしの塔」、「見晴らしのテラス」、「見晴らしのデッキ」、「六甲枝垂れ」など複数の展望台があり、神戸や大阪方面の絶景を楽しめます。
六甲ガーデンテラスは、かつて六甲山上にあった「回る十国展望台」の跡地を整備してリニューアルオープンした展望施設です。
「回る十国展望台」は、1957年5月21日に竣工した展望施設で、2002年11月24日に営業を終了し、2003年4月18日に撤去されました。
回る十国展望台は、このエリアで一番高い標高900mの場所に作られ、「山城、大和、摂津、河内、和泉、紀伊、丹波、播磨、淡路、阿波」の10カ国を一望でき、フロア全体が回転する喫茶室では、座りながらにして360度の景色を楽しめることから「回る十国展望台」という名前が付けられました。
神戸の市街地のすぐ北にある山が「六甲山」で、1956年には、瀬戸内海国立公園として指定され、新日本百名山、日本三百名山、ふるさと兵庫50山にも選定されています。
六甲山は、神戸市垂水区から宝塚市まで続く山々の総称で、東西方向に約30km、南北方向に約5kmから10kmあります。
六甲山の最高峰は、六甲ガーデンテラスから東へ直線距離で約2.3kmの場所にあり、標高は約931mです。
六甲山の山頂には、約100m離れて2カ所に「最高峰の標柱」が建てられています。
六甲山の山頂は軍用地として使われていたため、一般の人は立ち入ることができず、その場所から南にある小高い丘を、六甲山最高峰としていたそうです。
2001年、一等三角点標石の復活を機に現在の「六甲山最高峰」の標柱が建てられました。
六甲山の最高峰には駐車場がありませんので、徒歩でのアクセスになります。
六甲ガーデンテラスから東へ「六甲全山縦走路」を案内板を頼りに約3.5km歩けば六甲山の最高峰につきます。
山上エリアの登山道は、比較的平坦で歩きやすく、片道40分から50分ぐらいです。
六甲山は、六甲山最高峰付近を境に、西側が神戸市、東側は芦屋市、西宮市、宝塚市に属しています。
六甲山の観光地としての開発は、明治時代の中期から後期にかけて、イギリス人のアーサー・ヘスケス・グルームが始めたと言われています。
グルーム氏は、神戸外国人居留地に住む外国人の避暑地としての別荘地の開発を行い、1903年には、日本で最初のゴルフ場である「神戸ゴルフ倶楽部」をオープンさせました。
ほかにも、六甲山の植林や登山道の開発など、避暑地、リゾート地としての開発が行いました。
六甲山記念碑台には、グルーム氏の功績をたたえ、グルーム氏の胸像と「六甲山開祖之碑」が建てられています。