魚吹八幡神社の秋祭りは、「提灯祭り」とも呼ばれ、毎年10月21日と10月22日に開催される秋祭りです。提灯祭りは、宵宮に行われる祭りで、長さ3mの青竹の先につけた提灯をぶつけ合う奇祭です。魚吹の屋台練りは、屋台を空中に放り投げてから受け止める「チョーサー」が見どころです。
※イベント情報は変更になる場合があります。事前にご確認の上おでかけください。
魚吹八幡神社の秋祭りは、「提灯祭り」とも呼ばれ、毎年10月21日と10月22日に開催される秋祭りです。
魚吹八幡神社の秋祭りは、提灯祭り、18台の屋台練り、壇尻、獅子舞をはじめ、太鼓や踊りなどの多彩な奉納演芸など、多彩な内容なので見所もたくさんありますが、何よりも「提灯祭り」、「提灯練り」とも呼ばれるように、宵宮で行われる提灯行列と、提灯練りが最大の見所になります。
また、魚吹八幡神社は、播磨地方でも最大の氏子を抱える神社で、播州の秋祭りの中では、屋台や壇尻の数が最も多く、神輿3基、屋台18台、壇尻4台、獅子壇尻1台を抱えています。魚吹八幡神社やお旅所に集結した屋台の練り合わせは迫力満点です。
屋台練りにも特徴があり、1.5トン以上もある屋台をひざの高さから頭上に一気に差し上げ、そして「チョーサー」のかけ声とともに放り上げ、宙に浮いた屋台を受け止めます。
また、重さが3.5トンを超える壇尻流しや、獅子壇尻の上で行われる獅子舞や奉納演芸も見所となります。魚吹八幡神社の秋祭りは、宵宮から本宮まで目を離せない見どころがたくさんある秋祭りです。
提灯祭りは、宵宮に行われる祭りで、長さ3mの青竹の先につけた提灯をぶつけ合う祭りです。
各地区から魚吹八幡神社を目指して連なってきた提灯行列は、楼門前で円陣になって、伊勢音頭をうたいながら何度も激しく叩き合わせます。このことから、「提灯祭り」、「提灯練り」と呼ばれています。
「提灯祭り」は、2007年に兵庫県指定重要無形民俗文化財に指定されました。
提灯祭りの由来は、三柱の神(神功皇后、応神天皇、玉依姫命)が乗り移られた三基の神輿が、お旅所に渡御する道中の御神灯にと、御旅提灯を差し出したのがはじまりだと言われています。それが戦後徐々に過激になり、宮入前に激しい練りを見せるようになったといわれています。
祭りの進行は時間がずれることがあります。
21日(宵宮)
10:00頃~16:00頃まで、各村にて村練り
11:45~12:45 天満蛭子神社で長松、天満の屋台の練り合わせ、天満力石
14:00~14:30 宮田大橋で田井、宮田、茶屋の屋台の練り合わせ
14:30~ 山陽網干駅で檀尻が集結
14:30~15:30 汐入川公園で西土井、天満の屋台の練り合わせ
14:30~16:00 JR網干駅北側で糸井、高田、和久、福井、坂出の屋台の練り合わせ
15:00~16:00 お旅所で檀尻が集結
15:30~16:00 勝原小学校前で熊見、丁の屋台の練り合わせ
16:00~17:00 神明神社で天満力石
18:00~19:00 魚吹八幡神社楼門前で津市場、津市場北、坂上の練り合わせ
19:00~22:00 魚吹八幡神社で提灯練り
22:00~23:30 魚吹八幡神社からお旅所で金幣、お神輿、提灯の渡御
※ 天満力石の力持ちは、蛭子神社と神明神社の宮入りのときに力自慢の男たちが、石を担ぎ上げます。
22日(本宮)
9:00 魚吹八幡神社で獅子檀尻の宮入
9:00~11:00 お旅所で屋台の練り合わせ
10:30~10:45 お旅所で神事
10:45~11:00 お旅所渡神殿で神楽獅子舞の奉納
11:00~12:30 お旅所で檀尻芸の奉納
12:00~18:30 お旅所から魚吹八幡神社へ屋台、御神宝、金幣、神輿、檀尻の宮入
12:00~ 屋台の宮入
16:00~ 神輿の宮入
17:00~ 檀尻の楼門前据え付け
12:00~15:00 魚吹八幡神社で獅子檀尻 獅子舞の奉納
17:00~17:30 魚吹八幡神社本殿で神事(還御祭)
18:45~19:15 魚吹八幡神社楼門前で檀尻芸の奉納
19:30~23:30 魚吹八幡神社で屋台、檀尻の宮出
姫路の秋祭り