大屋町「加保坂ミズバショウ公園」オープン

養父市大屋町加保のミズバショウ公園で、ミズバショウが見ごろを迎えています。例年の見ごろは4月下旬頃から5月上旬頃です。

4月20日の開花状況は、約670株です。ピーク時には約1000株から1500株の花を咲かせます。

大屋町「加保坂ミズバショウ公園」
大屋町「加保坂ミズバショウ公園」

毎年4月29日には「ミズバショウ祭り」が開催されますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が決まっています。

養父市大屋町加保は、ミズバショウの自生地としては、日本南西限になり、標高約600mの高原に1500株以上のミズバショウが自生しています。

ミズバショウ公園は、1970年に地元住民がミズバショウの群落を発見し、公園として整備されました。

ミズバショウ公園からは、約8千年前の水芭蕉の花粉も発見されており、その後の調査で、少なくとも1万年以上も前から水芭蕉が自生していたことが確認されています。

大屋町加保のミズバショウは、黒色の斑の入ったミズバショウで、全国的にも珍しい品種だそうです。

加保坂ミズバショウ公園
場所:兵庫県養父市大屋町加保
地図:加保坂ミズバショウ公園の地図
開園期間:2021年4月17日~5月16日
営業時間:10:00~16:00
休み:期間中無休
料金:18歳以上250円
駐車場:無料
情報サイト:やぶ市観光協会

緊急事態宣言により早期閉園
ミズバショウ公園は緊急事態宣言の発令により、4月23日で今年の営業を終了します。

ミズバショウの花
ミズバショウの花
ミズバショウの花
ミズバショウの花

ミズバショウの花は、白い花びらのようなものは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞(ほう)で、葉が変形したものです。

仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)です。

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