樽見の大桜 兵庫県最大の一本桜 2018年4月1日現在の開花情報「見頃」

樽見の大桜 兵庫県で最大のエドヒガンザクラ

兵庫県養父市大屋町樽見にある、樽見の大桜は、国の天然記念物に指定されている兵庫県で最大のエドヒガンザクラです。

標高約350mの山の斜面にある樽見の大桜は、樹高13.8m、幹回りは6.3m、樹齢は1000年を越えるといわれ、その昔、出石藩のお殿様が花見に訪れた桜の名所で、地元の人々からは仙人の桜との意味で、「仙桜」とも呼ばれています。

樽見の大桜
樽見の大桜

樽見の大桜の見ごろ、場所、アクセス


見ごろ・満開:4月上旬頃
開園時間:24時間 ※夜間ライトアップ照明なし
場所:兵庫県養父市大屋町樽見の山中
地図:樽見の大桜の地図・ルート検索
料金:無料
アクセス:JR山陰本線八鹿駅から大屋行きバスで樽見下車徒歩約60分。駐車場からは徒歩で約20分。
駐車場:無料
情報サイト:やぶ市観光協会 ※開花時期が近づくと開花情報を掲載しています。

樽見の大桜の開花情報

エドヒガンザクラは、彼岸の頃に開花することからそのように呼ばれるようになったといわれています。そのため、一般に、エドヒガンザクラは、ソメイヨシノより1週間から10日ほど早く開花します。樽見の大桜の満開日は、養父市でソメイヨシノの開花、満開が平年並みのときには、4月5日~4月10日頃に満開になります。

樽見の大桜の開花情報やイベント情報、アクセス情報は養父市観光協会のWEBサイトで確認できます。お出かけを予定されている方は、3月下旬頃からWEBサイトをチェックしてください。
やぶ市観光協会

2018年の開花情報

2018年4月1日現在、「やぶ市観光協会」の開花情報では、「見ごろ・満開」だそうです。今年は全国的に桜の開花が早くなっています。

樽見の大桜の子孫

樽見の大桜のクローンや接ぎ木をした子孫が、三木市の三木山森林公園、神戸市の水の科学博物館に植えられています。幹も細く、まだまだ小さいですが、立派に花を咲かせています。このページの最後に、写真を掲載しています。

車でのアクセス

北近畿豊岡自動車道養父ICから約10km、約30分、もしくは、八鹿氷ノ山ICから約10km、約30分。開花期間中の土・日は、混雑するため、県道から入る基幹農道は一方通行になります。

樽見の大桜の地図・ルート検索

樽見の大桜の駐車場
樽見の大桜の駐車場

駐車場は台数が限られているため、周辺道路は大変混雑し、駐車場も満車状態が続きます。一番近い駐車場からは、約400mの登山道を徒歩で登ります。

混雑しているときには、基幹農道に車を止めることになりますが、樽見の大桜まで2km前後歩くことになる場合もあります。

樽見の大桜の写真・画像

樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜

樽見の大桜の周辺は、広場になっており、休息小屋やベンチもあるので、お弁当を食べたり、周りの風景を眺めるなど、のんびりお花見ができます。

樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
樽見の大桜
満開の樽見の大桜
満開の樽見の大桜
樽見の大桜の花
樽見の大桜の花
樽見の大桜の花
樽見の大桜の花

樽見の大桜はエドヒガンザクラです。エドヒガンザクラの花は、薄紅色から白で、花弁は5枚で一重になっています。

樽見の大桜の幹
樽見の大桜の幹

樽見の大桜の幹はかなり傷んでいます。桜の周囲には保護のための櫓が組まれています。樽見の大桜は、かつては樹高が20mを超えていたといわれていますが、風雪などの影響で、枝が折れたり、枯れたりしたため、2000年に治療と保護のために、柵や櫓などが組まれました。

樽見の大桜と夕日
樽見の大桜と夕日
樽見の大桜の夜景
樽見の大桜の夜景
樽見の大桜の勝手にライトアップ
樽見の大桜の勝手にライトアップ

樽見の大桜の夜景の写真ですが、ここには照明が一切ありません。日が暮れ出すと、杉木立の中は真っ暗になります。空はまだ明るくても懐中電灯を持っていなければ歩けないほど真っ暗です。写真を撮影したときには肉眼で樽見の大桜が見えないほどまで暗闇に包まれていました。露光時間は約1分です。ライトアップの写真はハンディーライトで照らしました。

樽見の大桜の駐車場からのアクセス

樽見の大桜の登山口にある駐車場
樽見の大桜の登山口にある駐車場
樽見の大桜の登山口にある駐車場
樽見の大桜の登山口にある駐車場

この駐車場から樽見の大桜までは約400m。上りの登山道なので約20分ほどかかります。駐車場が満車になるとこの道路沿いに車を止めます。混雑すると麓まで車列ができ、徒歩で2kmほど歩くことになります。上り坂なので徒歩で1時間ぐらいはかかるかも知れません。

樽見の大桜の登山道
樽見の大桜の登山道

樽見の大桜までは上り坂が続きます。駐車場からしばらく杉木立の中を歩いて行きます。樽見の大桜が見ごろを迎える頃には、スギ花粉もピークを越えていますが、ヒノキ花粉のピークとなる頃です。花粉症の方はマスクなどの対策をお忘れなく!

杉木立の中の登山道は傾斜が緩やかで歩きやすくなっています。

樽見の大桜の登山道
樽見の大桜の登山道

杉木立を過ぎると視界が一気に開けます。目の前には樽見の大桜が見えますが、勾配はさらにきつくなります。このあたりは昔、桑畑があった場所で、棚田や段々畑のように石垣が組まれています。

樽見の大桜の2世

樽見の大桜 水の科学博物館
樽見の大桜 水の科学博物館

樽見の大桜 水の科学博物館
樽見の大桜 水の科学博物館

神戸市の水の科学博物館に樽見の大桜のクローンが植えられています。まだまだ小さいですが立派に成長しています。エドヒガンザクラの開花は早く、ソメイヨシノが満開になる頃には、すっかり葉桜になっていますので、水の科学博物館でソメイヨシノが開花した頃が樽見の大桜の見頃になります。

養父市観光協会 Facebook
養父市花便り 樽見の大桜が『見頃』(5~6部咲き)になりましたヾ(❀╹◡╹)ノ゙
今年は本当に早いです。例年、樽見の大桜は、大桜の周りの子桜が、散り始め頃から『見頃』を迎えるのですが、現在は大桜、子桜、ミツマタを同時に楽しむ事ができます。

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