摩耶山天上寺は、観音霊場、安産祈願の寺として信仰を集めたお寺で、646年(大化2年)孝徳天皇の勅願を受けたインドの高僧法道仙人が開創しました。
最盛期には八宗兼学寺として、子院僧坊300余、僧3000人余を擁する摂津第一の巨刹でした。
現在の摩耶山天上寺は、夜景で有名な摩耶山掬星台の北側に位置しますが、元々は摩耶山掬星台の南の中腹にありました。
1976年(昭和51年)1月に焼失し、開祖の地と伝えられる元摩耶に移りました。
旧境内は 摩耶山史跡公園として整備されており、焼け残った仁王門や石垣や石段などが残されています。
金堂秘仏三尊御開帳
2019年の今年は、33年に一度の秘仏三尊の御開帳の年にあたり、お祀りされている金堂内陣の宮殿の扉が開かれ、秘仏三尊が一般に公開されています。
金堂秘仏三尊御開帳
日程:2019年5月1日(水)~5月15日(水)
時間:9:00~17:00