ポートアイランド北公園は、ポートアイランドと神戸、三宮を結ぶ神戸大橋の袂にある公園で、対岸には、メリケンパークやハーバーランドなどの神戸の街並みや、六甲山を一望できます。
向かいにある神戸ポートターミナルに大型のクルーズ客船が入港すると、絶好の撮影ポイントになります。
ポートアイランド北公園には、みなと異人館、イルカの彫刻のある噴水などがあり、夜には夜景スポットとしても人気のある公園です。
ポートアイランド北公園
場所:兵庫県神戸市中央区港島
ポートアイランド北公園の夜景と神戸大橋のライトアップ
ポートアイランド
ポートアイランドは、1966年から埋め立てが始まり、第1期埋め立て地は1981年に完成しました。
ポートアイランド北公園は、1976年に完成しており、ポートアイランドの街びらきよりも5年早くオープンしています。
ポートアイランドの埋め立てと街びらき
1981年の街びらきの年には、ポートライナーが開業し、「神戸ポートアイランド博覧会”ポートピア’81″」が開催されました。
この頃のポートアイランドは、ポートピア’81会場とポートピアランドがポートアイランドの最南端で、海に隣接していて、そびえ立つような巨大な防潮堤がありました。
ポートアイランドの埋め立てには六甲山地の土砂が使われており、「須磨ベルトコンベヤー」により須磨海岸まで土砂が運ばれ、そこから船でポートアイランドまで運んでいました。
須磨ベルトコンベヤーは、神戸市西区の神戸複合産業団地(神戸テクノ・ロジスティックパーク)から総合運動公園を通り、須磨海岸までの14.5kmを結んでいました。
土砂採取の跡地には、神戸複合産業団地、研究学園都市、流通業務団地、須磨ニュータウン、西神総合運動公園、名谷団地、横尾団地、高倉団地など、須磨区から西区にかけて広大な街が出来ました。
1964年から2005年まで稼働していた「須磨ベルトコンベヤー」はまだ記憶に新しいところです。