「アベノマスク」全国で配布完了
6月12日、「アベノマスク」の配布が全世帯の96%に配布済みで、6月15日には配布が完了するとの報道がありました。
布マスクの全戸配布に関するQ&A|厚生労働省
布製マスクの都道府県別全戸配布状況|厚生労働省
兵庫県マスクの配布状況|厚生労働省
兵庫県でも6月11日現在で80~90%が配布完了になっていますが、この時点では我が家には「アベノマスク」が届いていませんでした。
不織布マスクの価格も下がってきた今になって「アベノマスク」が届いても・・・って感じですが、届くはずのものが届かないと、どうにも気になって仕方がありません。
6月15日には配布完了すると報道されて、もしかして我が家には来ないの?と思っていましたが、配布完了の最終日となる6月15日にやっと届きました。
いまでは、緊急事態宣言も解除され、マスクバブルが崩壊し、不織布マスクが1000円以下で購入できるようになりました。
アベノマスク
「アベノマスク」は、新型コロナウイルスの感染拡大で、日本中でマスク不足が発生し、安倍内閣が、466億円の費用をかけて全世帯に布製マスクを配布すると決めたのが4月7日。
4月17日には配布が始まりましたが、異物混入、変色、カビなどの不良品が混入していることが指摘され、配布を中断。
約8億円の検品費用をかけて、4月下旬から5月上旬にかけて全国で配布を再開。
兵庫県や神戸市では5月13日から配布が開始されました。
日本全国の世帯に配布が完了したのが6月15日。
しかし、「アベノマスク」の配布が完了した現在でも、街なかで「アベノマスク」をつけている人ほほとんどいません。
マスクバブルが崩壊
4月7日から実施されていた緊急事態宣言が、5月14日から5月25日にかけて段階的に解除され、不織布マスクの価格も下がってきました。
不織布マスクは、2月から3月頃には50枚入りのものが1万円以上していましたが、「アベノマスク」が配布を再開した4月下旬には、2500円前後で販売されていました。
我が家では、花粉症のため、常時100枚前後のマスクのストックがありましたので、マスク不足で価格が高騰したときには、ストックも十分あり、マスクには困りませんでした。
マスクのストックが無くなってきた4月下旬頃、50枚入りの不織布マスクの価格は2500円前後に下がっていました。我が家ではこのタイミングで購入しました。
今では、50枚入りの不織布マスクの価格が1000円前後にまで下がっています。
【楽天市場】マスク「アベノマスク」を商品券や食事券と交換
全国各地で、未使用の「アベノマスク」を商品券や食事券と交換したり、旅行や宿泊、観光で割引の特典を受けることができるなど、不要な「アベノマスク」が有効に活用できるサービスが展開されています。
中には、未使用の「アベノマスク」で数千円のサービスが受けられる施設もあります。
つなぐ”マスク”プロジェクト
神戸市と日本郵便株式会社は、「つなぐ”マスク”プロジェクト」を実施しており、広くマスクの寄付を呼びかけています。
マスクの寄付は、神戸市内の市役所や区役所、郵便局などにマスクの寄付専用の「マスクポスト」が設置されています。
マスクポストの設置期間は、2020年7月31日まで。ポストの設置場所は、神戸市内の全郵便局、神戸市役所、神戸市各区役所、北須磨支所、西神中央出張所。
寄付を募るマスクは、未使用、未開封の「不織布マスク」と「ガーゼマスク」で、手作りマスクは対象外となります。
寄付されたマスクは、子ども・子育て施設、高齢者や障がい者施設等、優先度の高い施設へ届けられます。
「つなぐ”マスク”プロジェクト」子ども・子育て施設、高齢者や障がい者施設等、優先度の高い施設へ
マスクや消毒液などはストックするべき
2009年の新型インフルエンザのときもそうでしたが、伝染病が流行すると、一気に、マスクや消毒液などの衛生用品が品薄になり価格が高騰します。
2009年の新型インフルエンザのときも、数ヶ月で収束しましたが、今回と同様、マスクや消毒液などが、一気に品薄になり値上がりしました。
近年では、2003年の「SARS(重症急性呼吸器症候群)」、2009年の「新型インフルエンザ」、2014年の「MERSコロナウイルス(中東呼吸器症候群)」など定期的に伝染病が流行しています。
今回の「新型コロナウイルス(COVID-19)」では、「第2波」、「第3波」が来るとも言われています。
また、日本では毎年、秋から冬にかけて「季節性インフルエンザ(流行性感冒)」も流行し始めます。
マスクや消毒液など、長期保存できるものは、防災グッズ(非常持ち出し品や備蓄品)と一緒に、最低でも3ヶ月分はストックしておいたほうがいいかもしれません。
【楽天市場】マスク新型コロナウイルス(COVID-19)世界で拡大中
全世界では、現在でも毎日十数万人の新規感染者が発生しています。
規制を解除し始めたアメリカでも、毎日2万人以上の新規感染者が発生しています。
最近では、ブラジルなどの中南米、インドやシンガポールなどのアジア地域でも感染者数が数万人単位で増え続けています。
渡航規制が解除されると、解除された国を経由して感染者が増加している地域から感染者が入国する可能性もあり、今後も注意が必要です。