宍粟市千種町の「ちくさ高原スキー場」の南には、「ちくさ高原湿性植物園(ちくさ湿原)」があり、初夏には大小7ヵ所の群生地で、40万株にもおよぶクリンソウが咲き誇ります。早春には水芭蕉が咲くことでも知られています。
クリンソウの見頃は、5月中旬から6月上旬頃で、クリンソウの花が見頃を迎えると「ちくさ高原クリンソウ祭り」が開催されます。
ちくさ湿原のクリンソウ
見頃:5月中旬~6月上旬
場所:「ちくさ湿原クリンソウ群生地」「天児屋たたら公園・たたらの里学習館」 兵庫県宍粟市千種町西河内
ちくさ高原
ちくさ高原は標高約850m~1125mの高原地帯で、北には兵庫県で一番高い山「氷ノ山」、東には兵庫県で2番目に高い山「三室山」、南には岡山県で一番高い山「後山」があり、中国山地の山々に囲まれた自然豊かな高原です。
冬にはスキー場、春から秋にはキャンプ場が賑わい、三室山や後山への登山口にも近いこともあり、人気のスポットになっています。
ちくさ高原の東には千種川の源流が流れており、江浪峠近くに源頭があります。ちくさ高原の北東に位置する江浪峠は兵庫県、岡山県、鳥取県の三つの県の県境が交差しています。