猛毒を持ったアリ「ヒアリ」が神戸に上陸か? 日本初の発見 環境省が緊急調査

ヒアリとは??

「ヒアリ」は、南米大陸原産のハチ目スズメバチ上科アリ科に属するアリで、アルカロイド系の強い毒を持ち、毒針で刺されると火傷のような激しい痛みとともに水疱状に腫れ、症状が重くなると、アナフィラキシーショックを起こし、死に至ることもあるという、非常に危険なアリです。ヒアリは、世界の侵略的外来種ワースト100選定種で、特定外来生物にも指定されています。

ヒアリが神戸で発見される

今回、神戸で発見された「ヒアリ」は、中国・広州市の南沙港から、神戸市中央区の神戸港(ポートアイランド)に到着した貨物船のコンテナ内で見つかったと発表がありました。

ヒアリ(Solenopsis invicta)の国内初確認について 環境省報道発表資料

兵庫県尼崎市および神戸市で見つかったヒアリについて(解説) 人と自然の博物館(ひとはく)

ヒアリが日本国内で確認されたのは初めてのことで、中国からのコンテナ内で、ヒアリの成虫や幼虫、卵が見つかり、集団で繁殖しているのが確認されたそうです。

コンテナの中身は家電製品で、中国 南沙港を5月15日に出港し、貨物船で神戸港(ポートアイランド)に運ばれ、5月20日に荷揚げ後、5月25日まで保管。5月26日に神戸から車両で尼崎市へ運び、開封したところ、ヒアリが大量にいるのが発見されたそうです。

ヒアリの完全駆除成功か?

コンテナは、すぐに密閉され、6月1日に神戸市にコンテナを移動させて駆除や消毒を始め、6月5日に駆除を完了したとのことですが、周囲に逃げ出したヒアリがいるのかどうかは、不明。

今回見つかったヒアリは、少なくとも数千匹に上り、駆除したあと一部をサンプルとして保存しているということです。

環境省は、神戸港や尼崎周辺で罠を仕掛け、ヒアリが上陸したかどうかを調査、確認するそうです。ヒアリを見つけても、絶対に素手で触らないように、と注意を呼びかけています。

↓↓ ∽∽∽∽ 2017年6月18日 追記 ∽∽∽∽ ↓↓

ヒアリが神戸に上陸!!

神戸・ポートアイランドのコンテナヤードでヒアリの生息を確認したと神戸新聞で報じています。上陸は阻止できなかったようです。生息数が少ないうちに駆除できるといいのですが。

神戸新聞
神戸・ポートアイランドのコンテナヤードでヒアリを発見!!

神戸市からのお知らせ
神戸市ヒアリ

特定外来生物 ヒアリ(火蟻)やアカカミアリについて 神戸市

緊急速報展「ヒアリとアカカミアリ」 – 兵庫県立 人と自然の博物館

↑↑ ∽∽∽∽ 2017年6月18日 追記 ∽∽∽∽ ↑↑

アジアの国々ではヒアリが定着! 日本で定着すれば被害甚大!

中国広州市には、すでにヒアリが定着しているそうで、中国との貿易が盛んな日本にもヒアリ上陸の脅威が迫っています。アメリカ、アジア、オーストラリアなどの環太平洋の地域で、ヒアリが定着していないのは日本だけだそうです。

日本に侵入、定着した場合は、人的な被害だけでなく、作物を食い荒らしたり日本にいるアリを追い払って生態系を変えたりするなど、甚大な被害をもたらすと考えられています。

今回、ヒアリの上陸を阻止できたとしても、過去に届いたコンテナにヒアリが付着していてすでに日本に上陸している可能性や、今後、同じように付着してくる可能性もあり、いずれは日本にも定着するのではないかといわれています。

ヒアリは、体長2.5~6mm程度の小型のアリで、腹の先には尖った毒針がついています。体は赤茶色で腹部が黒っぽい赤色をしています。ヒアリは、毒針で何度も刺すほど攻撃性が強いのが特徴です。また、ネズミや爬虫類などの小さな動物なら集団で食い殺してしまうほど攻撃的。

ヒアリは小さく見つけにくいうえ、繁殖力が強いため、水際での駆除に失敗すると一気に広まり、被害が出る可能性があるそうで、最悪の外来生物といわれています。

ヒアリについて 環境省資料(pdf)

ヒアリに関する諸情報・ヒアリ確認の経緯

アメリカでは年間100人以上が死亡

アメリカでは、ヒアリの被害が拡大し、年間100人以上が死亡していると言われ、10年ほど前からは貨物船などを通じて、中国や台湾などアジアにも広がり、世界各国で問題となっています。

ヒアリの毒への反応には個人差があり、特に注意が必要なのは激しいアレルギー反応を起こす「アナフィラキシーショック」に陥った場合です。

ヒアリに刺されてから数分から数十分の間に息苦しさを感じたり、声がかれたりし、激しいどうきやめまいを感じた場合には命に関わるおそれがあるため、一刻も早く医療機関を受診することが必要です。

特定外来生物に指定されたアリは、ヒアリのほかに、アルゼンチンアリ、アカカミアリ、コカミアリが特定外来生物に指定されています。

ヒアリに似ている在来種のアリに「ヒメアリ」、「クシケアリ」、「オオズアリ」などがいますが、毒が弱く、刺されたり噛まれたりしても命に関わることはないそうです。

ヒアリを発見したら

ヒアリを発見したら、「近畿地方環境事務所野生生物課」、「地方環境事務所」、「地方自治体」、「保健所」などの行政機関へ連絡します。行政機関の連絡先がわからなければ、最寄りの交番や警察署へ連絡します。

ヒアリの駆除方法

ヒアリの駆除方法は、「熱湯をかける」、「薬剤・殺虫剤を散布する」、「ベイト剤を設置する」などです。

ヒアリを発見したら近くに巣穴がある可能性が高く、素人では完全に駆除するのが難しいため、行政機関へ連絡して、専門業者へ依頼することが大事です。

ヒアリに刺されたら

ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。アメリカでは毎年、1500件以上の被害報告があり、そのうち、100人前後の死亡が報告されています。

ヒアリの毒には、アルカイド系の毒である、ソレノプシンのほか、ハチの毒と同じ成分であるホスホリパーゼやヒアルロニダーゼなどが含まれています。したがって、ハチに刺された経験のある場合や、ハチ毒のアレルギーのある方は特に注意が必要です。

ヒアリに刺されたら、軽度な場合には、痛みとともに赤く腫れ、10時間ほど経つと膿ができます。

中度の場合には、部分的、または、全身にじんましんが現れることがあります。じんましんが現れると、アレルギー反応のアナフィラキシーである可能性が高いので、速やかに病院で「アリに刺された」ことを告げ、治療を受ける必要があります。

重度の場合には、刺されてから数分から数十分で、息苦しさ、めまい、動悸の症状が現れます。重傷の場合には意識を失うことがありますので、速やかに病院で治療を受ける必要があります。処置が遅れると生命の危険を伴います。

ハチに刺された場合と同様に、症状は人によって異なります。症状が軽く済む場合もありますが、いずれにしても、病院で速やかな治療が必要です。

ヒアリ神戸で発見! 報道資料

神戸新聞

読売新聞

朝日新聞

投稿者: Mari

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