神戸メリケンパークオリエンタルホテルの14階のバルコニーには、海上保安庁から正式に許可を受けた灯台が設置されています。阪神淡路大震災で被災し、復興を遂げたメリケンパークオリエンタルホテルの灯台が「阪神淡路大震災1.17のつどい」にあわせて公開されます。また、11月1日の「灯台記念日」にも公開されます。
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神戸メリケンパークオリエンタルホテルの14階のバルコニーには、海上保安庁から正式に許可を受けた灯台が設置されており、日本初にして日本で唯一の「ホテルに建つ公式灯台」です。
灯台は、神戸メリケンパークオリエンタルホテル14階南側バルコニーの海抜およそ55mにあり、通常は公開されていません。神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、波を象った独特の形状のため、灯台を外から視認することも難しく、一般公開のときは、その灯台を間近で見ることができます。
11月1日 灯台記念日
1月17日 阪神淡路大震災1.17のつどい
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阪神淡路大震災1.17のつどい
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メリケンパーク
1964年、旧オリエンタルホテルが神戸市中央区京町に移転した際「港町 神戸のシンボルに」と、日本で初めてホテルの屋上に灯台を設置しました。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で旧オリエンタルホテルは被災し、休止をやむなくされました。
しかし、同年7月に開業が決まっていた神戸メリケンパークオリエンタルホテルへの移設が決定し、灯台は存続することになりました。1995年(平成7年)7月7日に行われた点灯式では、午後7時7分に神戸の復興を願う 777発の花火が打ち上げられ、その日から再び海の安全を見守り続ける灯台として神戸の海を照らし続けています。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、神戸港の中突堤に建てられたホテルで、三方を海に囲まれたリゾートホテルです。
大海原の波をイメージしたデザインで、全客室にはバルコニーが設けられ、神戸港、神戸市街地、六甲山の山並みを一望できるロケーションは、神戸港に入港した客船から見る風景そのもので、船旅をしているようなのような錯覚を感じます。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルには、税関、出入国管理、動植物検疫等の施設を備えた、中突堤旅客ターミナルがあり、外国の大型クルーズ船などが接岸できるようになっています。また、神戸メリケンパークオリエンタルホテルの東側は、大型レストラン船・クルーズ船の「ルミナス神戸」の発着場になっています。