立雲峡桜まつり 竹田城跡を望める絶景の桜

立雲峡は朝来山の中腹にあり無数の奇石・巨岩が点在する「但馬の吉野」とも称される山陰随一の桜の名所で、向かいには、古城山（虎臥山）の竹田城跡を眺めることができる、絶景スポットになっています。

立雲峡には、樹齢300年を超すと言われるヤマザクラの老桜や、ソメイヨシノなど数種類の桜が群生し、その数は一目4000本ともいわれています。

立雲峡の桜は、ヤマザクラの老木なので、ソメイヨシノのような迫力ある桜の風景とは少しイメージが異なりますが、奇石・巨岩に生えた苔とのコントラストが趣のある風景を作っています。

例年の桜の見頃は3月下旬から4月中旬頃で、桜の種類の多さと標高差のため、桜の開花時期が長いのが特徴です。向かいの古城山（虎臥山）の竹田城跡から眺める立雲峡の桜景色もすばらしい景観です。

毎年桜の開花期には立雲峡桜祭りが開催され、夜間にはぼんぼりも点灯されます。夜桜も楽しめますが、照明があるのは駐車場周辺のみです。

麓を流れる円山川にかかる朝来橋付近の堤防にも桜並木があり、河川敷でお花見を楽しむことができます。

立雲峡は標高756mの朝来山の中腹にあり、西向かいには天空の城の異名を持つ竹田城跡や円山川、竹田の街並みを眺めることが出来ます。

立雲峡では、山桜や染井吉野をはじめ、コブシ、モクレン、ツバキ、モミジなど約60種類の樹木が自生し、四季を通じて自然を満喫できます。

竹田城跡では、北千畳の桜が見ごろの期間中、竹田城跡と桜のライトアップを行います。桜のライトアップ期間中は、通常、18:00までの登城時間を21:00まで延長し、普段は見ることができない、夜の竹田城跡を見学できます。
竹田城跡の桜
竹田城跡 夜桜ライトアップ