神戸市役所の北側にある「神戸花時計」は、1957年に日本で初めて設置された花時計です。神戸花時計に隣接する神戸市役所の2号館と3号館の建て替えにともなって、花時計が「東遊園地」に移設されることが決まりました。
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神戸市役所の北側にある「神戸花時計」は、1957年に日本で初めて設置された花時計です。
神戸花時計は、スイス・ジュネーヴのイギリス公園に設置されていた花時計をモデルに制作され、神戸市役所2号館の完成と同時期に設置され、1957年4月26日午前、新庁舎開庁記念式典で始動式が行われ、花時計は稼働を開始しました。
神戸花時計は、直径6m、高さ2.5m、長針3.1m、短針2.6m、秒針3.1mの大きさで、文字盤は花が植えられた花壇になっています。
この花壇は、年に8回ほど植え替えられ、デザインは市民からの公募や、季節の行事をテーマにしたものなど、四季折々に様々なデザインで、神戸市民や観光客の目を楽しませています。
神戸花時計に隣接する神戸市役所の2号館と3号館の建て替えにともなって、花時計が移設されることが決まりました。
移設先は、市役所南側にある「東遊園地」で、年内にも解体、撤去工事が始まり、2019年春頃に移設工事が完成する予定です。
10月18日に植え替えられた「茜離宮」は、花時計最後のデザインとなります。
使用されている花は、「アキランサス」、「タマリュウ」、「シロタエギク」で、全部で3000株の花の苗が使われています。
神戸花時計は、2019年春頃、東遊園地で再始動する予定になっています。
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神戸市役所の建て替えにより、3号館にあるクーリングタワー(空調用冷却塔)を、現在の神戸花時計の場所に移転するため、神戸花時計を2019年3月に東遊園地内に暫定移転します。
神戸市では、市民や神戸を訪れる多くの人に愛されてきたことから、「神戸花時計移転セレモニー」を行います。
神戸花時計移転工事は、2018年12月上旬より花時計の撤去工事を開始し、2019年3月に東遊園地内に暫定移転を完了する予定です。
神戸花時計移転セレモニー
日程:2018年11月29日(木)
時間:9:15~9:35
場所:神戸市役所 神戸花時計広場 神戸市中央区加納町