2007年から2012年まで、神戸で水陸両用船「スプラッシュ神戸」の定期運航を行っていた「ダックツアー・タイコー」が、2019年夏、6個のタイヤとスクリューを備えた新型の国産水陸両用船「太幸」を使って定期運行を再開します。
※イベント情報は変更になる場合があります。事前にご確認の上おでかけください。
2007年から2012年まで、神戸で水陸両用船「スプラッシュ神戸」の定期運航を行っていた「ダックツアー・タイコー」が、2019年夏、6個のタイヤとスクリューを備えた新型の国産水陸両用船「太幸」を使って定期運行を再開します。
「スプラッシュ神戸」は、 北野異人館や南京町などを観光バスとして巡ったあと、ハーバーランドから海中へ入り神戸港の遊覧船として運行します。
運行日程は、7月~8月で、1日4便が運行します。
初代の水陸両用船「スプラッシュ神戸」は、 2007年9月に日本で始めて運行された水陸両用車です。
「スプラッシュ神戸」は、 北野異人館や南京町などを観光バスとして巡ったあと、ハーバーランドから海中へ入り神戸港の遊覧船として運行していましたが、2012年に車両トラブルにより運休。 「スプラッシュ神戸」は 、外国製の輸入車のため、部品を調達できずに2017年に事業を終了していました。
今回の新造船は、国内で製造されたもので、全長約8.95メートル、総重量約8.5トン、旅客定員は24人。2018年12月、神戸運輸監理部から事業許可を得ました。
2019年4月28日と5月1日~5月5日のゴールデンウィークには、新型車両の「太幸」を使って、6日間限定で運行しました。
2019年7月
6日、7日、13日、14日、15日、20日、21日、25日、26日、27日、28日
2019年8月
3日、11日以外は毎日運航予定
2019年9月以降の運行は現在調整中
※天候不良、機関点検、イベント等により中止、変更する場合があります。
運行時間
10:45、13:00、14:50、16:40
神戸ポートタワー、フラワーロード、北野坂、北野異人館、山手幹線、トアロード、ハーバーランド
ハーバーランド、はねっこ橋、旧神戸港信号所沖
チケットは、「神戸ポートタワー前」停留所で、出港時刻の15分前より乗り場で販売を開始します。出港時刻の10分前から乗船できます。座席は全席自由席です。
料金は、大人 3000円、子供 2000円。
※事前予約や前売り券の販売はしていません。
「スプラッシュ神戸」は、2006年、ダックツアータイコーが 、 観光ツアー用に改造された「DUKW」をアメリカから2台輸入し、2007年10月19日から神戸で観光用に運行していました。
「DUKW」は、ゼネラルモーターズ社によって開発されたアメリカの水陸両用車で、主に軍事車両として使われていたものです。
民間に払い下げられた「DUKW」は、客席やキャビンを設置し、観光車両(ダックツアー)として運用されています。
「ダックツアー」とは、原型車両である「DUKW」の名称と、水鳥のカモやアヒル(Duck)にちなんで、「ダックツアー」呼ばれるようになったそうです。
「スプラッシュ神戸」は、運行していた2台が事故や故障のため、2012年8月18日以降運休となり、2017年に事業を終了していました。