湊川隧道は、会下山の下を通る日本初の近代河川トンネルで、新湊川トンネルの完成後は近代化遺産・土木遺産として保存され、定期的に内部を公開しています。
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湊川隧道は、会下山の下を通る日本初の近代河川トンネルで、1901年(明治34年)8月に竣工しました。新湊川トンネルが、2000年(平成12年)に完成し、現在は、湊川隧道は近代化遺産・土木遺産として保存されています。
湊川隧道は、大洪水を度々引き起こす湊川の流路を変えるために、会下山の下にトンネルを作りました。内壁はレンガ積みで、基底部は花こう岩を敷き詰めています。使用したレンガの総数は480万個を超えると推測されています。長さ約600m、高さ7.7m、幅7.3mの湊川隧道は、当時としては世界最大級の規模を誇っていました。
湊川隧道は、定期的に公開されており、ミニコンサートや写真展などのイベントが開催されています。湊川隧道やイベントの見学は、申込不要、入場無料。開催場所は、会下山公園の北東にある呑口側が入り口になります。
湊川隧道の一般公開は、毎月第3土曜日の13:00から15:00に行われています。公開中にミニコンサートなどのイベントの開催が予定されています。ミニコンサートの公演は13:30から14:30の1回です。
毎年11月18日の「土木の日」のイベントとして、直近の日曜日に「新湊川ウォーク ~湊川隧道通り抜け~」を開催しています。湊川隧道入り口から、隧道及び新湊川の遊歩道を通って長田橋まで歩く約1.5kmのウォークです。開催時間は10:00~14:00、所要時間は約60分です。
阪神淡路大震災が発生した1月17日には、「阪神淡路大震災1.17のつどい」の関連行事として、湊川隧道では「1.17 鎮魂と希望の灯り」を開催しています。公開時間は、5:00から9:00。
「1.17 鎮魂と希望の灯り」は、阪神・淡路大震災のメモリアルイベントとして、湊川隧道内に竹筒灯ろうを並べロウソクの灯りをともします。5:30に湊川隧道内の約200本の竹筒灯ろうに点灯し、震災発生時刻5:46に黙祷をします。当日は9:00まで湊川隧道の公開を行います。
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