丹波市青垣町には、節分草(セツブンソウ)の群生地が数カ所あり、節分の頃に可憐な花を咲かせます。節分の頃に咲く花なので「節分草」と呼ばれています。節分草が見ごろを迎える2月上旬頃から3月上旬頃に、「江古花園」、「遠阪地区」、「森地区」で節分草まつりが開催されます。
※イベント情報は変更になる場合があります。事前にご確認の上おでかけください。
丹波市青垣町には、節分草(セツブンソウ)の自生地、群生地が数カ所あり、節分の頃に可憐な花を咲かせます。節分の頃に咲く花なので「節分草」と呼ばれています。
節分草は、希少植物、絶滅危惧種に指定されており、丹波地方でも限られた地域にしか見ることができない珍しい花です。
丹波市青垣町小倉・森地区にある佐地神社付近は、丹波市最大の自生地で、約2万株の節分草の大群落を見ることができます。丹波市内のほかの群生地は、青垣町小倉・森地区の自生地で採った種を撒いて増やしたものです。
丹波市での節分草の見ごろは、2月上旬頃から3月上旬頃です。
江古花園では、1月下旬頃から咲き始め、2月上旬頃が見ごろになります。遠阪のセツブン草群生地では、2月中旬頃から咲き始め、2月下旬頃が見ごろになります。森のせつぶん草群生地では2月下旬頃から咲き始め、3月上旬頃が見ごろになります。
節分草の開花情報、見ごろ情報は、丹波市観光協会のWEBサイトや、道の駅あおがきのあおがき観光案内所で確認できます。
丹波市観光協会
丹波市の観光案内所 丹波市観光協会
あおがき観光案内所では、丹波市の節分草を巡る「スタンプラリー」を実施しています。
道の駅あおがき あおがき観光案内所の地図
江古花園 節分草まつり
2月11日(日) 10:00~15:00
丹波市青垣町東芦田
江古花園の地図
遠阪 セツブン草祭り
2月25日(日) 9:00~16:00
丹波市青垣町遠阪地区内
遠阪セツブン草の地図
※会場は私有地のため期間限定での公開となります。
森のせつぶん草まつり
3月4日(日) 9:00~15:00
丹波市青垣町小倉(森地区 森公民館・佐地神社付近)
丹波市最大の自生地、約2万株の節分草の大群落
森のせつぶん草の地図
青垣いきものふれあいの里
丹波市青垣町山垣
イベントは開催されません
青垣いきものふれあいの里の地図
節分草(セツブンソウ) は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で、関東以西に分布し、石灰岩地域に多く見られます。
草丈は高さ10cmほどで、1月下旬頃~2月下旬頃に直径2cmほどの白い花を咲かせます。黄色い花の咲くものはキバナセツブンソウ(黄花節分草)と呼ばれています。
花弁に見えるのは萼片(がくへん)です。花弁(かべん)は、小さくなり蜜線の雄蕊(おしべ)に変化し、紫色の雌蕊(めしべ)と共に中央に集まっています。
萼片は通常5枚ですが、まれに6~8枚の萼片を持つ花も見られます。また、節分草は、1本の茎に1つの花を咲かせますが、ごくまれに、1本の茎に2~3つの花を咲かせるものもあります。
和名のセツブンソウは、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることから名付けられたといわれています。可憐な花は人気が高く、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物に指定されており、兵庫県レッドデータCランク、 国のレッドデータ絶滅危惧Ⅱ類の希少な山野草です。
科名:キンポウゲ科 Ranunculaceae
属名:セツブンソウ属 Shibateranthis
学名:Shibateranthis pinnatifida、Eranthis pinnatifida
開花時期:1月下旬頃~2月下旬頃
節分草の花言葉:人間嫌い、光輝、微笑み