門戸の厄神さんの愛称で親しまれる門戸厄神東光寺では、毎年1月18日と19日に、厄除け、厄祓い、厄落としなどの祈願祈祷を行う初厄神・厄除大祭が開催されます。西宮をはじめ、兵庫県各地や大阪からも多くの参拝客で賑わいます。
※イベント情報は変更になる場合があります。事前にご確認の上おでかけください。
毎月19日は厄神明王の縁日で、特に、毎年1月18日と19日は初厄神といい、門戸厄神東光寺では、毎年1月18日と19日に、初厄神・厄除大祭が行われます。初厄神・厄除大祭では、門戸厄神駅から門戸厄神東光寺にかけて、露店や屋台が立ち並び、たくさんの参拝者で賑わいます。
門戸厄神東光寺への最寄り駅は、阪急今津線門戸厄神駅になります。門戸厄神駅を降りると、駅前から門戸厄神東光寺まで一方通行になります。通常、徒歩で10分程度ですが、混雑していると30分以上かかる場合もあるようです。
門戸厄神駅から門戸厄神東光寺までの順路には、露天や屋台が立ち並んでいます。帰りは別の道路を通りますが、こちらにもたくさんの露天や屋台が立ち並んでいます。
門戸厄神東光寺の境内では、厄神さんでご祈祷されたお酒、厄除乃酒 「厄神」を、1月1日~31日は10:00~17:00、18日と19日は9:00~21:00の間、販売しています。また、厄神さんでご祈祷済みの厄除けサブレ「あうん」、「厄除けぜんざい」なども販売しています。
兵庫県西宮市にある門戸厄神東光寺には、あらゆる災厄を打ち払う厄神明王(門戸厄神)が祀られている、高野山真言宗別格本山の寺院です。
厄神堂に祀られるこの厄神明王は、京都の石清水八幡宮、高野山の天野明神とともに、日本三体厄神に数えられています。
門戸厄神東光寺の歴史は古く、829年(天長6年)弘法大師(空海)の開基といわれ、「門戸の厄神さん」の愛称で親しまれています。
平安時代、嵯峨天皇が41才の厄年のとき、愛染明王と不動明王が一体となり、あらゆる災厄を打ち払い、魔を退治する力を夢で感じ悟られました。
この夢を弘法大師(空海)に示したところ、弘法大師は水から白檀木で、愛染明王と不動明王が一体となった厄神明王像(両頭愛染明王像)を三体刻み祀りました。
厄神明王像は、京都の石清水八幡宮、高野山の天野明神、門戸厄神 東光寺へそれぞれ国家安泰、皇家安泰、国民安泰を願って勧請しましたが、現在残っているのは東光寺のもののみであると言われています。その後、東光寺に伝わる厄神明王の御姿が厄除の護符に描かれ天下に広まりました。