大宮八幡宮と月輪寺の鬼追い修正会は、秀吉が大宮八幡宮の隣に鎮座する月輪寺に奉納したと伝えられる赤鬼、黒鬼の面を被り舞い、氏子の無病息災を祈る行事です。神仏習合で行われる珍しい形式の鬼追い修正会です。
※イベント情報は変更になる場合があります。事前にご確認の上おでかけください。
鬼追い式は、江戸時代の初め頃から月輪寺で、修正会(しゅしょうえ)追儺式として行なわれていましたが、1939年(昭和14年)に中断されました。
その後、三木鬼追い保存会により1963年(昭和38年)に再会され、大宮八幡宮と月輪寺による神仏習合の現在の形式で行われるようになりました。
鬼追いは、月輪寺の本堂での法要で始まり、法要ののち、赤鬼、黒鬼、小鬼が法螺貝(ホラ貝)を吹き鳴らす山伏に先導され大宮八幡宮の本殿へと向かいます。
鬼追いは大宮八幡宮の境内に作られた舞台で法螺貝(ホラ貝)、太鼓、半鐘の音に合わせて鬼踊りを披露し、町の安全と繁栄、人々の安寧を祈願し、最後に餅まきが行われます。
鬼追い式は、毎年1月の第3日曜日に開催、10:30から3回行われます。15:00からは鬼の餅つきもあります。