六甲高山植物園でクリンソウが見頃を迎える5月中旬頃から5月下旬頃に毎年開催されるイベントです。六甲高山植物園の「湿生植物区」には、約5,000株のクリンソウの群落があり、5月上旬頃から咲き始め、5月中旬から5月下旬にかけて見頃を迎えます。
※イベント情報は変更になる場合があります。事前にご確認の上おでかけください。
六甲高山植物園でクリンソウが見頃を迎える5月中旬頃から5月下旬頃に毎年開催されるイベントです。
今年は、「モリオカルテット」がバイオリンとギターの演奏を披露します。観客のリクエストに即興で演奏するリクエストコーナーや、輪になって踊るパフォーマンスなど、観客も参加して楽しめるイベントです。
開園期間:3月中旬~11月下旬
開園時間:10:00~17:00
六甲山上にある六甲高山植物園は、海抜865mに位置するため、年平均気温は北海道並の約9°Cです。この気候を利用して、世界の高山植物や寒冷地植物、六甲山の自生植物など、約1,500種の植物を栽培しています。
六甲高山植物園の「湿生植物区」には、約5,000株のクリンソウの群落があり、5月上旬頃から咲き始め、5月中旬から5月下旬にかけて見頃を迎えます。
クリンソウは、日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草で、谷間や渓谷のほとりや山地の湿地に生えます。高さは30cm~90cmほどになり、日本に産するサクラソウ属の中では最大のものです。
クリンソウの花は、1本の花茎に2cm前後の花を輪状に付け、さらにこの輪が何段にも咲きあがっていく姿が仏塔の九輪を思わせるところから「クリンソウ」という和名が付けられています。
兵庫県では年々自生地が少なくなっており、兵庫県の絶滅危惧植物に指定されています。兵庫県では、「ちくさ高原・ちくさ湿原(千種町)」、「多紀連山・御嶽の中腹(篠山市)」、「妙高山(丹波市)」などにクリンソウの群落地、自生地があります。