兵庫県公館は、フランス・ルネサンス洋式の洋館で、登録有形文化財に指定されています。県政資料館は月曜日~土曜日、迎賓館は土曜日のみ一般公開されています。
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兵庫県公館は、金沢旧第四高等中学校本館(重文)などを残した建築家山口半六により設計され、1902年(明治35年)に4代目の兵庫県庁舎として建てられた、フランス・ルネサンス洋式の洋館で、国の登録有形文化財に指定されています。
建物は神戸大空襲で焼失しましたが、1952年(昭和27年)に再建されました。
1985年(昭和60年)4月には、煉瓦壁を鉄筋コンクリートで補強・改装し、迎賓館、県政資料館などの機能を持たせ、兵庫県の公館として利用が始まりました。
館内には、貴賓室や大会議室など大小様々な部屋があり、国内外の賓客の知事表敬、国際的な会議やシンポジウム、式典、レセプションなど、兵庫県の重要な公式行事に使用されています。
兵庫県政資料館では、伊藤博文初代兵庫県知事(後の初代総理大臣)の時代から現在に至る県政の歴史、今後の県政の姿、兵庫県の国際親善活動、県文化勲章受章者ゆかりの展示などを見ることができます。
また、館内には小磯良平や横尾忠則ら、兵庫県ゆかりの芸術家の絵画や彫刻などの美術作品が多数展示されています。