随願寺鬼追い(追儺会)は700年以上の歴史を持つ修正会で、毎年2月11日に行われます。真っ暗な本堂の中で、赤鬼、青鬼、空鬼、子鬼が松明を手に、ホラ貝と鐘の音にあわせて踊ります。鬼追いが終わると餅まきが行われます。その後、山伏による採燈大護摩と火渡りの儀式が執り行われます。
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随願寺では毎年2月11日に鬼追い修正会と採燈護摩が行われます。
随願寺の鬼追いは1302年(乾元元年)に書かれた寺伝「播磨国増位寺集記」によれば、当時、下僧(僧兵)300人に疫病が流行したので、後二条天皇の勅定により、下僧のうちの50人が修正会の最後の日(正月の7日)に追儺会を行ったのが始まりと言われています。
その後、鬼追いは毎年1月7日に行われていましたが、1878年(明治10年)頃に2月8日となり、1970年(昭和45年)頃に2月11日となり、現在に至っています。
鬼追いは、毘沙門天の化身である青鬼(本鬼)、不動明王の化身の赤鬼(本鬼)、薬師如来の化身の空鬼、空鬼につく男の子鬼8人、女の子鬼8人がホラ貝と鐘の音にあわせて踊りを披露します。
青鬼は青い鬼面と松明と鉾、赤鬼は赤い鬼面と松明と鈴、空鬼は黒い面と松明、男の子鬼は青い面と竹の棒と五色幣、女の子鬼は赤い面と竹の棒と五色幣を持ち踊ります。鬼追いは随願寺の本堂で堂内を閉め切り、真っ暗な中で行われます。
鬼追い終了後、餅まきが行われ、採灯護摩と火渡りの儀式が執り行われます。
12:00~ 模擬店、福引
12:00~ 虚無僧尺八献奏
13:00~ 鬼追い
14:00~ 餅まきの後採灯護摩
15:00~ 火渡り