淡路島の北部に位置する「国営明石海峡公園」には、「空のテラス」、「せせらぎ広場」、「せせらぎ橋」を中心に、16品種約14000株のアジサイが植えられており、6月上旬から6月下旬頃に見頃を迎えます。
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淡路島の北部に位置する「国営明石海峡公園」には、「空のテラス」、「せせらぎ広場」、「せせらぎ橋」を中心に、16品種、約14000株のアジサイが植えられており、6月上旬から6月下旬頃に見頃を迎えます。
特に、「清流橋」から「天壇テラス」へ続く園路沿いには白い花を咲かせるアジサイ「アナベル」は圧巻です。
明石海峡公園では、アジサイの花が見頃を迎える頃、園内を走る「夢ハッチ号」が、空のテラス前を通る特別ルートで運行し、「夢ハッチ号」に乗ったまま気軽にアジサイが楽しめます。
アジサイの開花期間中、アジサイやラベンダーなど、園内の植物を使った「アジサイ・ラベンダークラフト」などのイベントも開催されます。
また、6月中旬には、白、赤、オレンジ色など、35品種、約12000株のユリの花も見頃を迎えます。ユリは「花の谷」周辺に点在して植えられ、6月上旬から7月上旬にかけて順次開花します。
ほかにも、「アーティチョーク」、「コリウス」、「ベゴニア」、「サルビア」、「アンゲロニア」、「ペンタス」、「マリーゴールド」、「ハイビスカス」、「スモークツリー」など、初夏から夏の花が見頃を迎えます。
2019年6月29日
明石海峡公園で数十年に一度しか開花しないとされる「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」3株が花茎を伸ばしています。
アオノリュウゼツランはメキシコ原産の多肉植物で、寿命は数十年。寿命が尽きる最後に一度だけ花を咲かせた後、根元に小さな子株を残して枯れてしまいます。
原産地である熱帯地域では10~20年、温帯地域の日本では30~50年で花を咲かすといわれています。
アオノリュウゼツランの花は、ロゼット状の葉の中心から花茎を出し、その先端から複集散花序を伸ばして何百もの薄黄色の筒型の花を咲かせます。
花茎は1日に10cm程度成長し、高さは10mを超えるものもあるそうです。
明石海峡公園では、「ジャパンフローラ2000(淡路花博)」の開催のとき、10株を植栽し、現在では30株にまで増えており、花茎を伸ばしているのはそのうちの3株。
アオノリュウゼツランの開花は、7月中旬頃~8月上旬頃になります。
兵庫県の明石市では2005年頃、アオノリュウゼツランの花が三カ所で同時に開花したことが話題になりました。その後、赤穂海浜公園など、県内各地でアオノリュウゼツランが花を咲かせています。