相生ペーロン祭・相生ペーロン競漕は、播州路に初夏を告げるイベントとして全国に名を知られ、メインイベントのペーロン競漕の他、ボートレース、パレード・カーニバル、海上渡御などが行われます。
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相生ペーロン祭・相生ペーロン競漕は、播州路に初夏を告げるイベントとして全国に名を知られ、メインイベントのペーロン競漕の他、ボートレース、パレード・カーニバル、海上渡御などが行われます。
メインイベントの前日には前夜祭として約5000発の花火が打ち上げられる相生海上花火大会が開催されます。
相生ペーロン祭 前夜祭海上花火大会
相生湾で開催される相生ペーロン祭・相生ペーロン競漕は、長さ13m、幅1.58mのペーロン船に艇長1名、舵取1名、太鼓1名、銅鑼(ドラ)1名、漕手28名の計32名が乗り組み、4隻のペーロン船が競漕する競技です。1レースは片道300mのコースを往復し600mのタイムを競います。
ペーロンは西暦紀元前300年頃の中国の戦国時代、湖南地方で楚の宰相屈原が身を投げ、鎮魂のために龍船(白龍・パイロン)を浮べて競漕したのが始まりであると伝えられています。
日本へは1655年に長崎港へ伝えられたとされ、ペーロンは「白龍」の中国音のパイロンがなまったものといわれております。日本国内でのペーロン祭は、相生、長崎、沖縄で行われています。
相生には1922年(大正11年)に長崎県出身の播磨造船所従業員によって伝えられ、相生港まつりとして始まりました。その後、1963年(昭和38年)からは相生ペーロン祭として現在に至っています。